そこには床から右腕が生えていた。 真っ白な右腕。 青白い光に包まれていて… 何かを掴もうとしているのか… 触ろうとしているのか… 瞬きしても消えない右腕。 私は急いで布団に潜った。 ガクガク震える中私はすぐに思った。 この世のものではない。 すぐにそう思った。 あれはなんだ。 絶対生きている人じゃない…っ そして、ハッと思った。