ベッドの裏は前から気になっていた。 私はベッドの頭の部分に手をつき、ゆっくりと体を起こす。 見ていいのか? 大丈夫。 隣にはママがいる。 何かあったらママを起こそう。 気になる。 ドクン…ドクン… 「…………っ」 ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン ぎゅっとベッドを握り、私は覗いてしまった。 「……は、ぁ…っ……ぁ…」 始めての恐怖に変な声が出る。