「言っとくけど、転校生。
陽菜には好きな人がいるから手を出しても無駄よ。」
「え･･･。」
「友華！」
「だって本当のことでしょ？」
友華が唐突にそんなことを言うから私は顔を真っ赤にしてしまう。
「本当なの、陽菜？」
その事に蒼君も聞いてくるから私は恥ずかしいことこの上ない。
「う、うん･･･///」
真っ赤になった顔で言うと蒼君はそう･･･と言ってしまって黙ってしまった。
蒼君は別に私のことが好きというわけではないと思う。
いいご主人様が見つかったみたいな？
そんな感じで私と接していると思う。
でも、友華は絶対に陽菜を狙ってる！とよく言う。
友華は心配しすぎだよ･･･。
