「陽菜・・・ここにいたのか。」




目の前に来たのはまさかの和輝先輩だった。


うぅ・・・カッコよすぎるよ。


和輝先輩を目の前で直視することが出来ずに少しうつむいてしまう。




「あ、あの・・・・・・和輝先輩、カッコいいですね///」




とりあえず何かを言わなくてはという一心で言った一言。


すると和輝先輩は少しビックリしたような顔をした後、顔に手をあてた。


また、私何か言っちゃいけないこと言ったかな・・・。



不安に駆られていると・・・。




「・・・・・・陽菜も似合っている///」




不器用だが、一言だけ言ってくれた。


その一言が何よりも嬉しかった。




「あ、ありがとうございます。
でも・・・和輝先輩ってお祭り好きなんですか?」




あまり先輩が人ごみの中にいるのが想像できなくて聞いた。