「ネガティブワールド全開だね。」
「しょうがないでしょ。
もとからこういう人間だし…。」
再び涙目で友華を見る。
そんな私を友華はぽんぽんと頭を撫でて慰めてくれる。
「ま、とりあえず頑張ってね!
じゃあ私は部活に行くから‼︎」
そのまま丸投げ状態のまま爽やかな笑顔で友華は部活に行った。
その後ろ姿を恨めしそうに見る私。
「はぁ…。私も部活行こうかな……。」
少しして重い体をなんとか立たせ私も部活に向かった。
この後、まさか私の中で高校生活を変える事件に出会うとは知らずに…。
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