しばらくして・・・・・・。
「どう?陽菜・・・。ちゃんと着れてる?」
「う、うん・・・・・・ゆ、友華・・・こんな感じかな?」
なんとか自分で着付けて更衣室から友華に見せる。
すると友華は途端に目をキラキラにさせて・・・・・・。
「さっすが私!陽菜の可愛さを全部引き出させてる!!」
自画自賛していた。
だけど、私はそんな友華を見ていることはできなくて即座に更衣室の中に引っ込む。
「そんなに照れなくてもいいじゃん!
陽菜は照れ屋さんだね~。」
「わ、分かってるなら言わないで!!」
「でも、これで春原先輩とまた近づけるね。」
友華が静かにそう言うと一気に少し前にあった出来事を思い出した。


