「そうね、ここは若い2人にお任せするわ。
ということでよろしくね♪」





いきなりそう言い出しルンルン気分で出て行った。



一体、何がしたいんだ?

あの人…。



とりあえず仕事を放棄した先生の代わりに看病をすることになったのはいいが…。


一体、何をすれば…。


看病なんてしたことがないからわからない。



確か前に俺の友達の霧島架李が彼女が熱を出したときに頭を撫でていたら喜んでくれたと言っていたが…。


あれと同じようにすればいいのか?




よくわからないが実行してみなければ始まらない。


恐る恐る綾部の頭を触ってみる。