そう言って台所に行って準備を始める。

「大丈夫か??」と声をかけ、心配そうに見つめる先生。

そんな顔で見ないでよー。
料理には自信あるんだから!

先生は料理を始めた私のそばにやってきて、私のことをじっと見ている。

うぅ………
そんなに見られたら、やりずらいんですけど。

私はそう思いながらも、もくもくと作業をすすめる。


「お前、意外と手際いいんだな。」

「意外で悪かったですね。」


ちょっと嫌みっぽく言ってみたが、そんなことこの俺様悪魔に通用するはずがない!


「だって顔に似合わねぇもん。」

「失礼な!そんなこと言うなら食べさせませんよ!」

「あー、わりぃわりぃ。」


先生はケラケラ笑って台所を出ていった。

なんなのよもう!
絶対美味しいもの作るんだからっ!