~帰宅(廉司宅)~
かばんを置いて、廉司のいる部屋に向かう。
ノックもしないで入ると…。
ソファーに座って、寝ていた。
それでも、関係なく揺り起こす。
「ちょっと!廉司!起きて!」
「あぁ?何だよ」
「どーしてあたしに舞歌と凛翔が付き合い始めたこと言わないの!?」
「??なにそれ。俺も聞いてない」
「はぁ?!凛翔は廉司に言ったって言ってたよ!?」
「俺、多分そん時寝てた」
「え゙っ!!」
「お前は最低だな。人の睡眠邪魔して、勝手に怒鳴り散らして」
「ごめんなさい……」
「悪い子にはお仕置きしなきゃね」
「え゙。イヤです。ごめんなさい。許してください」
「許してやってもいいぜ?」
「ホントに?!」
「あぁ。お仕置きをちゃんと受ければな」
「…………」
「受けないなら俺のペットになって従順に指示に従ってることを全校生徒言ってやろうか」
「イヤです。お仕置き受けます」
よしよしと言って頭を撫でてくる廉司。
「この自己中俺様やろうが…」
「ん??美歌、お仕置き増やして欲しいの?」
悪魔め……。


