「嫌なら来るなよ」 だるそうな顔で弁当を開ける会長。 「俺さ、もうそろそろで日本居なくなるわ」 「は?」 「親父の命令」 「どこに行くんだ?黒野は?てか生徒会…」 驚きの表情で箸を止める。 「アメリカ。レイは連れてく」 決心はついているのか、感情を消しているのか、 淡々と話すコウ。 「仕事の事で来たんですよ」 コウを心配している顔で、言葉を続けるレイ。