幸せになってもいいですか?

「たくっ、広すぎんだよな。もうちょっと考えて鬼ごっこしろよ。」





俺は溜息と一緒にでる愚痴をたらたらこぼしながら




大きい桜の木がある広いところに出た。





「こんなところあったんだ……」



俺は桜の木に目を奪われてしまった。





窓から俺を見ている人がいるなんて知らずに……