さっきの声は大毅か…



段々暑くなっているこの頃。




こいつがいると本当に暑苦しい。




「なぁ、翔太ー。いいだろ?あの丘のある広い公園‼︎」





大毅が、元気良く俺を抱きしめながら言った。
くそ、少し俺より背が高いだけの癖に。





「あぁ、わーったよ。わーったから、早くどけ!暑苦しい!」




俺が大毅をうざがるように言った。




だけど、大毅は全く反省してないらしく向こうで、


「やぁーん。翔太君がいじめる〜。」



なんて女みたいに言ってるからたちが悪い。