幸せになってもいいですか?

その瞬間奈緒の顔は、ぱァっと明るくなった。




「本当に⁉︎分かった!じゃあもう教室行かなきゃだし…後でね‼︎
休み時間は無理だと思うから昼休み!か、学校終わってからとかどう?」





早口で喋られて、あまり理解はできなかったが、


「うん。いいよ。じゃあ、後でね。」




という、YESの返事をほぼ流されて出した。


そして、じゃあね〜と元気に奈緒が離れて行った。



その数秒後…





ここが下駄箱だということに気づいた。