幸せになってもいいですか?

ー次の日ー




「おっはよ〜ん。翔太く〜ん。昨日は大変だったらしいジャーン。翠となんかしたんでしょー?」



いきなり登校中に、声をかけられた。




後ろから、しかも至近距離で。



「俺じゃなく、他人だったらどうするんだよ、奈緒。しかも、胸。当たってる。」


俺は後ろを向かず声だけで誰か判断した。




そしたら声の持ち主はこう言ってきた。







「はーい。でも、喜んでるく・せ・に♡もう意地っ張りな翔太君♡
もう!そんなところも好きだよ♡
それに、私は翔太君のこと、だーーーい好き♡×100だから後ろ姿、いや匂いだけでわかっちゃうんです〜。」