幸せになってもいいですか?

「おーい。翔太〜まだかよ。」




待ちきれなくなった大毅が来た。



大毅は俺を探していたらしく、汗でシャツがベトベトだった。




まぁ、3時間待てただけでも凄いよな。



そう心の中で感心していると、



「翔太、お前鬼ごっこって遊び知ってるか?鬼を捕まえるんじゃなくて鬼がつかまえるんだぞ?」





と、みんなが知ってるようなことを猫撫で声で言われた。





そこで俺は凄い腹が立ったから、






大毅の腹に蹴りを一発お見舞いしてやった。