幸せになってもいいですか?

俺はどれだけの時間、 桜の木に見惚れていたのだろう。





気がついたらもう日が傾きかけていた。




今日は補習の人が午前だけ来ていたはずだから1時くらいで学校は終わったはず。





だけど今は俺の予想だともう軽く4時は回っているようだった。





だけど、そんなことは気づきもしなかった。





ただただ




見惚れていた。