人魚姫の罪

俺が足を滑らした岩場。
そこにだれかがいたのだろうか。

あまり思い出したくなかったはずなのに
岩場に行きたくて仕方なくなってしまった。

岩場に足をかけた、その時だった。


聞きほれてしまう、美しいかわいらしい歌声が聞こえたのは。