「お待たせしました~」
つまみやビールが運ばれてくる。
徐々に皆酔ってきて、話しが弾んできた。
でも俺は酒が苦手なため、ウーロン茶を飲んでいた。
赤いワンピースのクルクル頭は、カシスだかオレンジだかのしゃれた酒をばかばか飲んでいたが、あまりよっていなかった。
「優さんって、彼女いるんですかぁ?」
「いないです。」
急に初対面で変なこときく女だなあと思った。すこしイライラしながら答えた。
「へぇ~、じゃあ、童貞?」
彼女いないイコール童貞って誰が決めたんだよと、頭の中で[お前バカだろ]と連呼した。
「違いますけど。」
21の男に童貞とか聞く奴いるのかと初めて知った。
「へぇ~っ!あたしわぁ、高1の時に初めてっ」
だからなんだよって感じで、あまり話したくなかったが、晋也の知り合いだから我慢した。
「そうなんですか」
「優くんってテクニシャンだったりしてぇ」
「はぁ…。」
こうゆー奴マジで嫌い。
知りませんと、苦笑いした。
するとクルクル頭は俺のみみ元で、酒臭い口でささやいた。
「この後、…試さない?」
なんだろう。寒気がした。
周りは王様ゲームで盛り上がって、こっちの状況なんか知ったこっちゃない。
晋也に助けを求め、ちらっとみたが、奴は腹踊りをしていた。
「しませんよ。」
「ねぇ、しよぅよ」
マジで嫌い、マジで嫌い。
するわけねーだろ。
「だからしねぇ」
切れる寸前だった。
クルクル頭ははぁいというと、すとんと席に座って酒を飲み干した。
つまみやビールが運ばれてくる。
徐々に皆酔ってきて、話しが弾んできた。
でも俺は酒が苦手なため、ウーロン茶を飲んでいた。
赤いワンピースのクルクル頭は、カシスだかオレンジだかのしゃれた酒をばかばか飲んでいたが、あまりよっていなかった。
「優さんって、彼女いるんですかぁ?」
「いないです。」
急に初対面で変なこときく女だなあと思った。すこしイライラしながら答えた。
「へぇ~、じゃあ、童貞?」
彼女いないイコール童貞って誰が決めたんだよと、頭の中で[お前バカだろ]と連呼した。
「違いますけど。」
21の男に童貞とか聞く奴いるのかと初めて知った。
「へぇ~っ!あたしわぁ、高1の時に初めてっ」
だからなんだよって感じで、あまり話したくなかったが、晋也の知り合いだから我慢した。
「そうなんですか」
「優くんってテクニシャンだったりしてぇ」
「はぁ…。」
こうゆー奴マジで嫌い。
知りませんと、苦笑いした。
するとクルクル頭は俺のみみ元で、酒臭い口でささやいた。
「この後、…試さない?」
なんだろう。寒気がした。
周りは王様ゲームで盛り上がって、こっちの状況なんか知ったこっちゃない。
晋也に助けを求め、ちらっとみたが、奴は腹踊りをしていた。
「しませんよ。」
「ねぇ、しよぅよ」
マジで嫌い、マジで嫌い。
するわけねーだろ。
「だからしねぇ」
切れる寸前だった。
クルクル頭ははぁいというと、すとんと席に座って酒を飲み干した。


