君と私の愛々傘。【短】

それから、君を待つの。


「杏奈?」


しばらくして聞こえてくる私を呼ぶ声。


振り向かなくても分かるよ。


愛しい愛しい君の声。


「創ちゃんっ!」


ほら。やっぱり創ちゃんだ。