隣のサンタさん。

「あのっ、サンタさんっ!」
「…へ?俺?」

サンタさんのようなお兄さんは、スウェットと下はジャージだった。

…いま思うと身長が、私より結構上だ。
うーん。私は156だから…180位かな。

しかも…よく見れば。
顔っ!顔が…整いすぎ!

これは、世に言う超絶イケメンではないですか!

「かっ、唐揚げ…食べませんかっ!?」
「ん?ちょっと。ストップ。」

私はドキドキする胸をなだめながら、話をやめる。

「あのさ、俺さ、サンタじゃ、ねーよ?」

え?…やっぱり。サンタさんじゃないんだ…。
私がしょぼくれていると、お兄さんに、名前と年を聞かれた。

「んと、えと、月宮海緒、でしゅ。えと、高校一年の…」

あうっ、噛んじゃった。
恥ずかしい…。

顔を赤らめながらお兄さんの方を見ると、お兄さんはこう言った。

「ははっ、なんか面白いやつが来たわ!」

え?お、面白いやつって…!

「てかお前さ、俺と同い年じゃん!」
「へ?ほん、と…?」