生あたたかいものがドクドクと流れてくる。 ユージを見上げると恐怖で顔がひきつり「さ‥さくや‥ゴメン‥ゴメン! …うわぁ~」 奇声を発しながら走り去っていった。 ボクは正直何が起こったのかわからないでいた‥とゆうより分かりたくなかった。 流血の量を見れば事の重大さが嫌でもわかる。
今さら鈍い痛みが頭から響く。もう流血で視界がぼやけ、全身が痺れだした。
ハナ… ゴメンよ。このままじゃ帰れそうにないや‥ もう守れないかもしれない‥ どうか幸せになって‥ 短い間だったけど‥ ありがとう…



―アイシテルよ 永遠に―