「ボクはお前を‥許さない‥」呼吸が乱れ言葉が詰まる。 「何!?ワケわかんねぇ‥」
「ハナと…別れてくれ!ボクが幸せにする」
「は?待って待って、お前…アイツにハマっちゃったの?ハナって源氏名ぢゃん!てことはお前風俗行ってたん?つか無理無理!アイツは俺から離れらんねぇし」見下したように笑うユージ。
「とにかく別れろ!!もう解放してやってくれ…」 怒りと悔しさで涙が溢れてきた。 ボクはもう手段を選ばない。 ユージに土下座していた。

「ふざけんなよ!!!!!!」 ユージの叫び声と同時にボクの頭部で鈍い音がした。 それは二度、三度と続いた。