ボクは一番後ろの目立たない場所に座った。腰掛けた瞬間に眠気が襲ってくる。

ブルブルッブルブルッ ポケットの中で震える携帯に気が付くと講義がもう終わりにさしかかっていた。 寝ちゃってたんだ… 携帯を取り出し画面を見ると見知らぬ番号でメールが来ていた。ショートメールだ。 送り主は ハナさんだった。 『寝ちゃってゴメンね!! 何時に帰って来る?ご飯作って待ってるからね(^-^)/』 ボクのテンションは一気に上がった↑↑↑ こうゆうのって憧れだったんだよなぁ~!!!!! 『もうすぐ帰ります!!』 即返信してボクはにやけていた。 その様子を少し離れた場所からユージは不思議そうに眺めていた。