今日は絶対欠かせない講義があるため、ボクは食事を済ませた後シャワーを浴びて大学に向かった。ハナさんは眠ってしまってたから 『大学に行ってきます。出掛ける時は使って下さい。何かあったらTEL下さい。090ー××××-××××』と置き手紙を書いて、合い鍵を添えておいた。



「さぁ~くやちゃん!」校内で後ろから声をかけられた。ユージだとスグわかった。 振り返るとユージがニヤニヤしてて何が言いたいか伝わってくる。 「舞ちゃんとは何もないよ!」先に言ってやった。 「うっそ!!まぢで!?オマエ、…ホモ?」 真顔のユージ。 「バカぢゃねぇの?」そんなユージをかわし、ボクは講堂に向かった。