「ハナさん!!」ボクはハナさんの姿を見つけとっさに肩を掴んでいた。 ハナさんは不思議そうにボクを見つめた後「あれ~?どこかで会ったよねぇ!? ‥‥‥‥‥‥あ!華ちゃんだぁ!」 ボクの事を思い出し笑顔を見せてくれた。 「てか、どしたの?」 そう聞かれボクは戸惑った。何て言ったらいい? アナタを助けに来ました?救いに来ました?好きです? てかコレってストーカーぢゃね!?まぢ怪しい奴だよ… ボクの返事を待っていたハナさんがしびれを切らして「もう何でもいいよ!行こッ!」 ボクの手をグイグイ引っ張り歩き出した。