「ま、アタシには関係ないけどさぁ~… でもサクヤマンがどうやって姫を助けるか興味あったんだけどなぁ~」 そう言ってマミさんは雑誌を差し出した。風俗雑誌だった。 「今、姫はヘルスに居るよ~ん」マミさんの指差す先にはハナさんが大きく載っていた。 「ありがと!マミさん。やってみるよ」 一度はサヨウナラしたハナさんの存在‥ボクの中でまた小さな火が燃え始めた。 ボクとマミさんの会話を聞いていた舞アヤコンビは怪訝な表情をしている。何か言いたそうにボクを見つめていた。