♪♪♪~ 携帯が鳴る。 「着いたよ~」 「わかった。今行く」 ユージがアパートまで迎えに来てくれた。ボクは鏡で自分の姿を最終チェックをする。そしてエゴイストの香水をつける。 人生初のコンパ。何かを期待してるわけぢゃなく純粋に楽しみだった。
「お待たせ!」 ボクはユージの車に乗り込んだ。4WDの大きな車。カネ持ってんだなぁ~ そんな事思ってると 「あっ、コレ親父の車だから!オレは貧乏学生だから!! てか、サクヤの家、オレんちから近かったんだなぁ~車で2分だったよ!」 「あっ、まぢで?そりやヨカッタ」 何が「ヨカッタ」なのかわからないがあまり話し慣れていないユージになんて言ったらいいかわからずコトバが見つからなかった。 普通なら ぢゃあ、いつでも遊びに来いよ とか、気の利いたコトをゆうんだろうけど。