「とにかくさぁ~アタシがハナちゃんだったら客として来て欲しいね!!ハナちゃんに必要なのはカネなんだからさ!それが今サクヤちゃんにできる『守る』って事なんぢゃない?ハナちゃんあんま客付かないしさぁ~ボウズなんてしょっちゅうだよ!カネで尽くすしかないよ!」 マミさんが吐き出すタバコの煙が目にしみた。 カネかぁ~… 「ハナちゃんを喜ばせる手段はそれ以外ないよ! ぢゃ、また来るね~ 頑張って~」 マミさんはお金を置いて帰って行った。

ハナさん、アナタに必要なのは客としてのボク? もしそうならボクは毎日通うよ? バイト代全部捧げるよ? でもボクはアナタの真実が知りたい。本当は大空に羽ばたきたいのではないですか?夜の蝶のままぢゃ苦しいのではないですか? 決して答えは返ってこない。けどボクは問い続けてしまう。 アナタは幸せですか―