マミさんの飲み方を見ればソープを辞めた事が事実だとわかった。ゆっくり味わって飲んでくれるようになっている。 「サクヤちゃんさぁ~恋してる?」 いきなり聞かれてボクはシェイカーを落としてしまった。 「あ~!アセってる、アセってるぅ~ 恋してんだぁ」 マミさんが茶化す。 これは恋とゆうのかな‥ 確かに再会できて嬉しい自分がいる‥ でも恋?? 何か違う‥ ボクは助けたいだけ‥ ハナさんを暗闇から解放してあげたいだけ‥ ただの偽善?…なのかなぁ‥ 「偽善だね!!」 ボクは思い切ってマミさんに話してみた。そして今キッパリと『偽善だ』と言われた。