私の傍で微笑んで…。

もう意識が途絶えると思ったとき


「莉恋ちゃん!ゆっくり呼吸しような?
すってー....はいてー......」

ゴホッゴホッ....スーー..ケホッゴホッハー....

「そうその調子だ
ちょっとごめんな?」


そう言って先生は聴診器を私の服のなかに入れた


「ちょっとひどいからこのまま運ぶぞ?」


私は頷くことしか出来なかった


ヒョイっと私を持ち上げると病室まで運んでくれた