歩いて数分すると、幸いにも呼吸が少し整ってきた。

でもまだ苦しいし、学校も面倒くさいから病院よって帰ろー。

「小さい頃から通ってる病院はここの角を曲がったところだよね…」

私は、ぼそぼそ呟きながら何とか病院にたどり着いた。