「ねぇ、翔くんっ明日出かけないっ?」
明日?
「あー、ダメダメっ!こいつ明日俺の家で誕生日パーティやるんだから」
は?雪夜?
「えっ!翔くん明日誕生日なのっ?」
今度は、胸があんまり大きくはないが化粧をばっちりとした女がもう一つの腕に腕を絡めてきた。
だから、やめてくれ。
「まぁ、一応…」
「じゃぁ、私たちも行くーっ」
「だーめっ、こいつの誕生日はこいつに彼女ができるまで…俺がやるからっ!なっ?翔っ」
「あぁ…」
「なーんだ…つまんないっ」
つーか、お前らは離れろ。
まじ、香水きもい…。
「翔ずるいっ!交換しろーっ」
「だから、なにが…」
「2人の美人さんに囲まれて」
変わってくれるなら変わってくれ。
「もー、やだっ//雪夜くんってばーっ恥ずかしいーっ」
「今から、四人であそぼーよっ」
「いいぜっ!なっ、翔」
「…はぁ…」
この日は
強制的に四人で遊ぶことになった。
そして、今年一番の暑さになった…。
あの日のように……