「あー、はいはい。悪かったって」

「あの、懐かしんでるところ…悪いけど、俺も小春ちゃんと話したい」

「えっ//」

「どーぞ、ごゆっくり~」

俺は、小春の元を離れてえりかの隣へ行く。

「びっくりしちゃった、二人共友達だったなんて…」

「あぁ、俺も」

「2人とも付き合うかな?」

「これからじゃねーの?」

「だよね」

えりかと俺は、2人の後ろを歩く。
ハルも最初は照れてなんも話せてなかったみたいだけど、慣れてきたようで今では普通に会話をしている。

「これから、どーする?」

「あ、どーしようか…えりか、どーする??」

「んー…しーくんどうしようか?」

…って、結局俺のとこくんのかよ。

「どこでも」

「ったくー、翔はいつもそうだ!」

だって、仕方ねーじゃん。
どこにも行きたくねーんだし。

……楽しいって思えねーんだよ、