【美織side】
…龍之介と付き合い始めて、そろそろ半年。
それなのに、龍之介は、キス以上の事をしてくれない。
私を大事に思ってくれてるから?
それとも、私に魅力がないから?
後者なら、私は龍之介にとって、彼女と言う事にはならない。
エッチがすべてじゃないのは分かってる。
でも、好きな人になら、触れられたいし、キス以上の事も
したいと思う。
女の私ですらそれなのだから、男の龍之介は、きっともっと、
そうしたいはず・・・
素直に抱いてほしいと言えればいいけど、恥ずかしくて、
言えないし・・・行動に移しても、拒否されたら、凹むし。
「安藤さん、仕事が手につてませんよ」
「…エ?あ、すみません、社長」
私の目に前には、いつの間にか、大泉社長が立っていた。
「悩み事ですか?」
「いえ、・・・そういうわけじゃ」
「今夜は予定は?」
「…いえ、特に」
「仕事の話しですから、付き合ってくださいね」
「あ、はい」
仕事の話しと聞いて、断れるわけもなく。
私は小さく頷いていた。
…龍之介と付き合い始めて、そろそろ半年。
それなのに、龍之介は、キス以上の事をしてくれない。
私を大事に思ってくれてるから?
それとも、私に魅力がないから?
後者なら、私は龍之介にとって、彼女と言う事にはならない。
エッチがすべてじゃないのは分かってる。
でも、好きな人になら、触れられたいし、キス以上の事も
したいと思う。
女の私ですらそれなのだから、男の龍之介は、きっともっと、
そうしたいはず・・・
素直に抱いてほしいと言えればいいけど、恥ずかしくて、
言えないし・・・行動に移しても、拒否されたら、凹むし。
「安藤さん、仕事が手につてませんよ」
「…エ?あ、すみません、社長」
私の目に前には、いつの間にか、大泉社長が立っていた。
「悩み事ですか?」
「いえ、・・・そういうわけじゃ」
「今夜は予定は?」
「…いえ、特に」
「仕事の話しですから、付き合ってくださいね」
「あ、はい」
仕事の話しと聞いて、断れるわけもなく。
私は小さく頷いていた。

