・・・これからも、お兄ちゃんと親友を辞めない限り、
龍之介さんとは顔を合わせるだろう。
・・・それじゃあ、一体どんな顔をして会えばいい?
今までだって、怯えて近づけなかったのに、
更に近づけなくなりそうだ。
じゃあいっそのこと、面と向かって、
『なんでキスしたんですか?』
って、聞いてみようか?…そんな事が出来れば、誰も苦労はしない。
…お兄ちゃんに、相談?
いやいや、お兄ちゃんに言えるわけない。
お兄ちゃんはきっと、龍之介さんを怒りそう。
…シスコンだから。
…誰かに相談したいな。
「・・・もしもし」
「…どうしたの、美織さん?」
「・・・薫子ちゃんに、聞きたい事があって」
「なんですか?」
・・・結局聞けるのは、薫子ちゃんしかいない。
龍之介さんをよく知ってる薫子ちゃん以外に、適任者はいなかった。
「龍之介さんの事なんだけど」
「エ?お兄ちゃん?」
「うん・・・あのさ、龍之介さんて、彼女とか、好きな人とか、
いるのかな?」
「さぁ…お兄ちゃんて、謎の人だから」
龍之介さんとは顔を合わせるだろう。
・・・それじゃあ、一体どんな顔をして会えばいい?
今までだって、怯えて近づけなかったのに、
更に近づけなくなりそうだ。
じゃあいっそのこと、面と向かって、
『なんでキスしたんですか?』
って、聞いてみようか?…そんな事が出来れば、誰も苦労はしない。
…お兄ちゃんに、相談?
いやいや、お兄ちゃんに言えるわけない。
お兄ちゃんはきっと、龍之介さんを怒りそう。
…シスコンだから。
…誰かに相談したいな。
「・・・もしもし」
「…どうしたの、美織さん?」
「・・・薫子ちゃんに、聞きたい事があって」
「なんですか?」
・・・結局聞けるのは、薫子ちゃんしかいない。
龍之介さんをよく知ってる薫子ちゃん以外に、適任者はいなかった。
「龍之介さんの事なんだけど」
「エ?お兄ちゃん?」
「うん・・・あのさ、龍之介さんて、彼女とか、好きな人とか、
いるのかな?」
「さぁ…お兄ちゃんて、謎の人だから」

