氷の中のI Love You



朝陽SIDE



「おはようございます。洋二様、梅様」



「「...」」



当然のことながら挨拶の返事が返ってくる訳はない。



でも、もう慣れた。


昨日気づいたこと。


氷みたいに何にも感じられなかったらつらいことも悲しいこともない。



だから...

私はもう何も思わない。



そうよ。


所詮私は金で雇われた一召使なんだから。


赤の他人と人間関係なんて気づく必要なんかないのよ。



「今日の朝ごはんはサーモンとマツタケのソテーとウデヒカリの白米、大根とごぼうの味噌汁。デザートにヨーグルト和えでございます」



「...ふーん。」



あー。意外と楽なのかもしれない。


何にも感じないことって。