リノが玄関まで来てレイウを抱きしめた。

 「レイウ、あなたはあなたよ。誰が何と言おうと…。


  
  
  自分がらしく正しいと思うことを言い、正しいと思う行いをしなさい。
  
  

  
  お母さんはあなたの味方だから…。」

 
 レイウの顔を両手ではさみ顔を見ると

 「分かった⁇」

 といい、頬に軽くキスした。

 レイウは、頷きながら、

 「分かってる。」

 といった。