星霜夢語り

「えいちゃん」

「!」


海衣の後ろでばつが悪そうに立っている英智に近づき抱き締める

驚く周囲と固まる英智を余所に
あやゆる気持ちを込めて
亜衣はこう言った――――――






「夢をありがとう」