英智が帰った後 海衣は眠り続ける亜衣の顔と 事情を知った修理屋が直して 音を奏でる事を待ちわびる様に輝くトランペットを見ながら さっき英智が言った事を思い出していた 「私にしか出来ないこと……」 大会は2日後に迫っていた―――