絢芽姫は、ずっと前から和人の事が、誰よりも好きなんだから…。俺も和人みたいに、素直になりたかった。父上、俺は成美が好きなんだ…お願いだから……成美と結婚させてくれ。』 幸樹は初めて王様である、父に本当の事を言った。 - それから数日後。-- 幸樹は、成美との結婚を許してもらう事ができ、はれて結婚した。 俺は絢芽姫を、彼女として父に紹介した。 はじめはとても反対されたが、幸樹のところの王様が、うちの父を説得してくれたらしい。