『ど…どうして?汗 晴れの日は嫌いで…、だから外には出ないんじゃなかったの…?びしょ濡れになってるじゃん↓↓一応、王子なのに……風邪ひくよ?』 絢芽姫が俺を見た。 『良いんだ……。晴れの日が嫌いでも…それでも守りたいもんがあったら、守るんだよ!俺は、絢芽も幸樹も守りたかったんだ。』 俺はそう言い、持っていた白いハンカチを、そっと渡した。