-RAINY BOY1-


それでも傘を持たずに、幸樹の城まで走った。















そして、扉をあけた。





『幸樹!絢芽!』




俺が叫ぶと、





『どうして隣の国の和人王子が、いきなり入ってくるのです!』




幸樹の父(隣の国の王様)に、怒鳴られた。





『ちょっと待ってくれ!』




幸樹が王様に言ってくれて、





『わかった。』




王様は了承してくれた。





『なに?』




幸樹は俺に聞く。