-- 次の日の朝。--- とても外は、よく晴れている。 今日も、俺が嫌いな日だ! 朝食とりにおりると、父が、 『隣の国の幸樹王子が今日、結婚するみたいだぞ。確か、絢芽姫という姫との結婚だったと思うが。幸樹王子は、成美ちゃんという農家の女の子の事は、忘れられたのかね?』 と言った。 『成美って、あの佐倉成美か?』 俺が聞くと、 『幼なじみなのに、そんなことも知らなかったのか?』 父が首を傾げた。