『こんな時間に、どうしたんだ?…というより、なぜ俺の名前を知っている?』 俺が聞くと、 『あなたの名前は、この国では有名ですから。』 女の子は言う。 『俺は、別に有名になりたいわけじゃない。ただ勝手に皆が、俺を王子と呼ぶだけだ。それより、君の名前は何というんだ?』 そう俺が聞くと、 『あたしは、絢芽と言います。これでも一応は、姫なんですけどねぇ(笑)あたしも勝手に皆が、姫と言うだけのことです。』 そう言って、絢芽姫は笑った。