絢芽は、慌てたように言った。 『傘忘れちゃったんだよ(笑)気にすんな↑↑それに、今は建物内だし(笑)』 俺はそうかえした。 『いつもさしてるのに、忘れちゃったの?まぁいいや(笑)はい!』 絢芽は言って、バッグからタオルを取り出し、俺に差し出した。 『あ…ありがとう。あのさー、昨日のプレゼントのクッキー食べたよ↑↑美味かった!傘の形なんて、あんまないだろ(笑)でも……嬉しかったよ!』