舞台裏から覗くと、もう、皆が集まっていた。慌てて俺は、 『お待たせしました!多分。皆はやりたくないと思いますが、今から、学校と学校周辺のゴミ拾いをしたいと思います!俺も面倒だとは思いますが、一緒にゴミを拾って下さい☆』 舞台に出た。 『今から、ビニール袋をクラスに配るので、楽しみながらゴミ拾いに励んで下さい!頑張ったら、先生からご褒美があるそうです!』 と雅也。 『やった↑』 『マジで?!』 そんな声が聞こえた。