「ちーっす…って結菜なにしてんの?」 「あ…怜」 怜は私の行動に目をひそめている。 「何お前、そんな難しい顔して洋服見て…デートでもすんの?」 "デート"その言葉に反応してしまい、思わず怜から視線をそらしてしまった。 「は…?マジ…?」 怜はそんな私の変化を感じ取ったらしく、疑うようなトーンで聞いてきた。 「えっ、いや…デートでは…」