「ん…わかった。結菜、今言ったこと忘れて?それで明日は普通に楽しんでおいでね」 「わかった。ありがとう」 気にせず、怜にも話さず、私は明日のデートを楽しむことにしようと決めた。 ―その日の夜 私はベッドの上に洋服を並べ、にらめっこ状態でいた。 「えーどうしよう…どの洋服がいいかな…」 腕を組み仁王立ちになりながら考えていると、突然部屋の扉が開いた。