「ちょ、触らないで!やだっ!」 必死の抵抗を試みるけど、男の力にかなうはずもなく、私の顔に男の顔が近づいてくる 「イタダキマス」 あぁ…夢見る大好きな彼氏とのファーストキスはこんなにも簡単に崩れ去ってしまうのね… 覚悟を決めてぎゅっと目をつぶる。 それと同時に自由がきくようになった私の腕。 「え?」 恐る恐る目を開けると… 「怜!」