「ちょ!何するのっ?!」 ぺろっと舐められた感触がし、思わずびくっと身体が反応する。 「…その反応だと、経験アリってのはやっぱ嘘か。俺に見栄を張って怒らすのもほどほどにしとけ」 吐き捨てるように言うと彼は首に噛みついてきた。 「痛っ」 噛みつかれたと思ったら、吸い付かれるような感触がしてすっと怜は離れた。 「お前に近寄る男は俺が排除するから」